Might and Magic : World of XEEN その1

2023/11/18

Might&Magic:Wox/Clouds of XEEN

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今回は前期 Might & Magic の完結編である World of XEEN をプレイしていきたいと思います。

Might and Magic : World of XEEN



発売年 : 1994年
発売元 : スタークラフト
ジャンル : 3D RPG  FM-TOWNS

このゲームはちょっと特殊で、4作目である Clouds of XEEN に追加で5作目の Darkside of XEEN をインストールすると World of XEEN という名前に変わります。
ネットが無かった時代に続編同士を合体させるというのは凄いアイディアだと思いますし、実際にやってのけたのは凄いことですよこれは


World of XEEN というのは4+5をまとめた呼び方になります。
専用のイベントまで用意されていて、今で言うなら追加コンテンツという感じになるでしょうか。時代を先取りしていたゲームだったんですねぇ。
それでは4作目から始めていくことにしましょう

Clouds of Xeen


今回の舞台は XEEN と呼ばれる世界
一人の男が夢を見たところから物語は始まります

・ストーリー

ここ最近毎日同じ夢を見る。ある男が語りかけてくる内容だ。
その男はクロドと名乗り、バーロック王の助言者であると言うのだ


話す内容は毎回同じだ。ある日長年行方不明になっていたバーロック王の兄に当たるローランが城へ帰ってきた。
ローランは古代の細工物である通り抜けると瞬時に離れた場所へ移動できる<鏡>の話をした。この<鏡>は世界に5つあるのだが、なんと携帯できるほどの大きさの6番目の<鏡>があるというのだ。
この話を聞いたバーロック王は捜索に資金を費やすようになり、王国の管理をおろそかにするようになった。このままでは国の財産は尽きてしまう。

危機を感じたクロドが忠告をしようとしたその晩、ローランの正体はアンデッドであることに気付いてしまった。ローランに成りすましていたそのアンデッドはロード・ジーンと名乗り、魔法によってクロドは囚われてしまった。

この夢を見始めてもう8か月が過ぎようとしている。最後の夢を見た翌日にニューキャッスルが雷によって破壊されてしまった。何かの予感を感じてヴァーティゴの町へと向かい、酒場で同じ夢を見たという仲間を見つけた。
これも運命だろう。我々は選ばれし者として冒険に旅立つ約束を交わした


ヴァーティゴの酒場を出たところでゲームが始まる


初めからいるメンバーはクロドに選ばれた者らしいんですが、ここはキャラメイクしたいので酒場に引き返すことにしましょう。愛着のわくキャラで始めたいですもんね。


実は以前98版をプレイした事があったんですが、今回のTOWNS版は施設を利用するとちょっとした音声が流れるようになっています。色数も増えて画面もキレイですし見栄えがいいですな。
キャラメイクをするには一度宿泊する必要がある


能力値から就ける職業が決まるので、ここは粘りたいところです。このシリーズ全般に言える事ですがどうも複合職って使い勝手が悪いんですよね。
特に忍者と野蛮人なんかは中途半端すぎて使う意義が見当たらない。ドルイドの使う魔法は魔法使いと僧侶からいいとこ取りしてるだけなので、後半は火力不足に悩む事になるでしょう。


メンバーが決まった所で画面の説明をしときましょう。

A、危険感知の技能をもっていればここのコウモリが反応する。動いていれば近くに敵がいるという事
B、左右の顔は「透視」の魔法を使う事により反応する。左は罠の有無を、右はアイテムの有無に反応する
C、「浮遊」の魔法を使うとガーゴイルが羽ばたく
D、隠し戸探しの技能を持っていれば、正面の壁が破れる場合に反応する
E、魔法で強化するとここの剣に表示がされるようになる
F、方向感覚の技能でこの宝石に向いている方角が表示される
G、4つの宝石でプロテクトの状態を示す。赤から緑になれば有効
 左上→Fire 左下→Cold 右上→Elec 右下→Acid/Poison
H、地図師の技能を持っていると、¥)キーでマップが表示される
I、このアイコンをクリックで様々な操作を行える。キーボードでも入力が可能

他にはキャラの下部にバーが付いている。ここの色は現在の体力を示す。最大値なら緑、減っている場合は黄色、残り25%以下になると赤になる。0になった場合は青、最大値を超えている場合は銀になる。

ステータス異常になった場合にはキャラの表情が変化する。これは今まで見たことのない方法であるが、凄く分かりやすくていいと思う。
異常の種類もかなりの数があって書ききれないのだ。酒を飲むと「泥酔」になり、そのまま寝ると二日酔いで朝方「衰弱」するのは笑ってしまいました。

次は町の施設を見ていこう


まずは寺院、ここは回復などを行う施設になっている。僧侶魔法で回復できるのは体力と毒、病気しかないのでそれ以外はここに頼ることになる。
寄付をすることによって補助魔法をまとめてかけてもらえるのが便利


鍛冶屋は武器防具、アクセサリーやアイテムを扱う施設である。
装備の性能などの鑑定も出来るのでなかなか便利だ。品揃えはランダムになっているのでちょくちょく立ち寄ることになるだろう


キルドは魔法を買える施設になっているのだが、利用するにはメンバー毎に会員権を買う必要がある。


魔法の効果もこの通り詳細に分かるようになっているのでマニュアルいらずである。


銀行はゴールドや魔法の媒体となるジェムを預けておける施設だ。
預金には利子が付くようになっているのでこまめに預けておくといいだろう


トレーニング場では経験値が貯まったらレベルを上げてもらえる。各町でレベルの上限が決まっているのが細かい。大半の稼ぎはこのトレーニング費用に費やすことになるでしょう。

一通り施設を見て回ったので今度はヴァーティゴの市長に会いに行ってみよう。酒場で聞いた話だと現在この町は害虫の被害にあっているらしい


ここへ来るまでにスライムやらイナゴやら結構いましたな。しかし二年もこの状態をよく我慢してましたね。
次は害虫駆除をしているというジョーに会いに行ってみよう


本当かよ。町には害虫が溢れかえってるぞ
酒場でジョーの良くない噂も聞いたし、ここは我々も駆除に協力しようではないですか


請け負ったクエストは V)キーで表示できるオートノートに記載される。これが結構便利でクリアに必要なアイテムや重要なヒントなども記録されていく。こまめにチェックすれば詰まるという事はないはずだ

町を一回りして害虫を駆除していると、ジョーの倉庫を見つけた


アイツ二年もかけてどんな仕事してんだよ
興味がわいたので中を覗いてみることにする


なんと倉庫の中は害虫で溢れかえっていた。なんかスライムの親玉らしきデカいのもいるし。もしかして発生源はここなんじゃないのか?


奥の箱を調べてみると、紙を見つけた。
これは・・・害虫を購入した領収書だな。宛先は駆除業者のジョーとなっている。

あんの野郎、自分で害虫をバラ撒いていたのかよ。これは偽計業務妨害という立派な犯罪ですぞ
この証拠を市長に見せることにしよう。長年悩まされていた原因が判明したのだ


これでヴァーティゴの害虫被害は収まったのだが、今度は近くの鉱山に住むというドワーフ達を助けてくれという頼みごとをされてしまった。


次なるクエストはドワーフの鉱山を救う事。このゲームはクエストをこなすことによって経験値を稼いでいくのだ。この鉱山のクエストは経験値の他にも恩恵が多いので是非ともこなしておきたい
とその前に


ジョーを締め上げようとしたところ、事務所はすでにもぬけの空であった。
まったく逃げ足だけは迅速だな

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